2013年
7月
02日
火
鍼灸師になって
鍼灸師になって今まで多くのお客様を治療させていただきました。
この仕事を通して実に多くの方々とお会いすることができ嬉しく思います。
また鍼灸治療の技術の向上を求めて、中国やアメリカ、大阪、宮崎、大分などに足を運ぶことができました。
私は遠くへ旅をする事は、あまり好きではないので、鍼灸との出会いがなかったらこんなに、遠くへ旅をする事はなかったと思います。そして中国やアメリカで様々な方々とお会いし、鍼灸の治療法を教えて頂き、困った時は助けていただいた事に心から感謝をしています。
特に中国の鍼灸の指導教官はお忙しい中本当に熱心に麻痺の鍼灸治療や痛みの鍼灸治療について詳しく説明して頂きました。心より感謝致します。
鍼灸師になり、この仕事を選んで良かったと思う時は、坐骨神経痛や腰痛、自律神経失調症などの症状が重く働くことができなり、何ヶ月も仕事を休んでいらっしゃった方が、私の鍼灸治療を通して症状が改善され職場復帰できた時です。私は深い喜びを感じます。
本当に鍼灸師になって良かったと思う瞬間です。鍼灸の仕事はやりがいのある仕事であると思います。
何年か前に鬱的な症状で仕事ができなくて、何ヶ月も自宅療養されていた方が、当治療院の鍼灸で良くなり、一年後に海外出張まで行けるようになったと、お喜びの報告を頂きました。お子様もできたそうです。本当にうれしく思いました。
さらに鍼灸の仕事は、人様のお役に立てるだけではなく、自分自身に進歩を与えてくれます。
努力を重ねれば重ねるほど進歩できるのです。今私が力を入れているのは解剖学の勉強です。長い間の鍼灸治療を通してわかってきた事があります。
日本の古典的な鍼灸治療である経絡治療や中国の中医学によって、自律神経失調症や鬱、アトピー性皮膚炎、婦人病、不妊などの多くの病気を治療することができますが、とりわけ整形外科疾患に関してはツボだけの知識や経絡だけの知識では、なかなか重症の坐骨神経痛や五十肩頸腕症候群などの治療を行う事は難しいと判断しました。
それで私はトリガーポイント鍼灸を学ぶことを決心しました。大阪の関西医療大学の黒岩教授よりトリガーポイントの指導を受けた時に解剖学の勉強の重要さを痛感しました。そして解剖学を深く勉強していくうちに、新しい治療のポイントを見つけることができるようになりました。そのポイントは驚くほどの効果を表します。本当に解剖学の勉強を深めて良かったと思います。
しかし、自分が発見したポイントを自分だけのものにするのではなく、ドクターや鍼灸師たちの皆様にお伝えすることによってそれらの知識技術は大きな重みを持ってくるのだと思います。
これからセミナーを通して多くのドクターや鍼灸師の先生方にお伝えする事ができればと思っております。微力ながらも鍼灸の発展に貢献できればと考えている次第です。
私自身の力では治療をして差し上げられるお客様も限られています。セミナーを通して多くの先生方に新たな治療ポイントをお伝えすることができれば、病気で悩んでいる多くの方々の助けにもなると思っております。
2013年
7月
16日
火
トリガーポイント鍼灸
今日、仙台青葉区は晴れています。風もなくいい天気ですね。
さて私がトリガーポイント鍼灸をなぜ学び始めたのかについて、書きたいと思います。
鍼灸学校を卒業して、1994年東京国立市に鍼灸院を開業しました。
開業して腰痛や坐骨神経痛 五十肩の治療は軽い症状であれば治療することができたのですが、症状が重くなると
私の鍼灸の技術で治療することができませんでした。
そこで、トリガーポイント鍼灸を学びはじめました。
トリガーポイント鍼灸は従来のツボや経絡とは違い
筋肉のポイントを狙ってはりを打ちます。
私が予想していた以上にトリガーポイント鍼灸は従来の鍼灸に比べて
効果が高いのに驚きました。
私が仙台青葉区に鍼灸院をオープンしてから多くの坐骨神経痛や五十肩で悩むお客さまがご来院されましたが、その
多くは整形や整骨院などで様々な治療をうけたが、改善されなかったという方々です。
そういった方々のほとんどが、
痛みが改善されたとおっしゃってくださいます。
本当にトリガーポイント鍼灸の勉強を続けてよかったと思っています。
2013年
7月
19日
金
片麻痺の鍼灸治療
中国天津中医薬大学の附属病院は麻痺の鍼灸治療でとても有名です。私がこのことを知ったのは、ちょうど20年前のことでした。日本でも多くの脳卒中後遺症の片麻痺や小児麻痺で悩む人たちがいらっしゃいます。そういった人たちの役に立ちたい、ぜひ天津に行ってこの麻痺の鍼灸治療を勉強したいと思いました。しかし、その時、子供がまだ4歳でした。子供が成人するまで待とう。私は決意しました。
子供が20歳をすぎたので私は天津へ鍼灸の研修に出かけることを決意しました。天津中医薬大学附属病院へ、アメリカやロシア、ヨーロッパ、韓国、日本などから多くのドクターや鍼灸師たちが鍼灸治療の研修を受けに来ていました。
中国では中医学での治療を専門とする医師を中医師と呼んでいます。私の鍼灸治療の研修の担当中医師はとても人気が高く、1日に多い時で100人近くのお客様が鍼灸治療を受けに来院されていました。その中で9割の患者様は麻痺の鍼灸治療を求めて来院された人たちでした。
研修担当中医師はとても親切で明るい先生で、私が何回様々な質問をしても鍼灸治療で疲れ切っているにもかかわらず、親切に丁寧に麻痺の鍼灸治療について説明してくださいました。
「上腕の挙上困難な患者様にはこのツボがとても効くんだよ」とか、「顔面神経麻痺の治療にはこのツボがすごくいいんだよ」と、とてもフレンドリーで明るく説明してくださいました。先生には心より感謝しています。
中国では中西医結合と言って西洋医学と中国医学(東洋医学)を融合させて治療している病院があります。私が研修を受けた天津中医薬大学附属病院では西洋医学の治療も行っており、脳梗塞や脳出血の急性期の患者様も病院に入院していました。MRIも完備していましたので、担当中医師は当然MRIの画像を見てどの部位に梗塞が起こっているか診断するのです。そして私たちにもそのMRIの画像の見方の説明をしてくださいました。
中医師は鍼灸だけではなく、漢方薬の処方も出せるようになっています。ですから中国の人たちは、この大学病院で西洋医学と東洋医学の両方の治療を受けることができるのです。このシステムは日本でも学ぶべきことだと思います。西洋医学が得意な事、東洋医学が得意な事、その得意とする分野をお互いに融合する事が出来れば、麻痺の治療効果を高める事ができると私は思います。
天津中医薬大学附属病院での研修を440時間受け私は日本に帰国しました。この研修を通して様々な麻痺の治療の技術と知識を身に付けて参りました。この経験を生かして日本で顔面神経麻痺や脳卒中後遺症による片麻痺で悩んでいる方々のためにお役に立ちたいと思います。
それから麻痺の鍼灸治療をドクターや鍼灸師の先生方にお伝えして、日本でも麻痺の鍼灸治療が普及するように最大限の努力をしたいと思っております。
仙台青葉区 エルはりきゅう治療院にて
2013年
7月
24日
水
片麻痺の治療について 中国留学記
中国の天津中医薬大学付属病院は麻痺の治療で有名な病院です。
脳卒中後遺症の片麻痺の患者さんが、多数はり治療に通われていましたが、中には交通事故や脳腫瘍の手術の後遺症により手や足が麻痺した方々も来院されておりました。
また小児の発育不全(出産時に脳の虚血状態に陥ってしまうなど)で歩行の発達遅れていたり、言語障害など、子供たちもはり治療を受けていました。
私はその病院で麻痺の鍼治療について研修をうけてきましたが、1か月2か月と時が経過するごとに、鍼治療によって多くの患者さんが、歩行がスムーズになったり、言葉が明瞭に発音できるようになっていく姿を目の当たりにし、本当に鍼治療は麻痺に効果があると、確信しました。
特に小児の治療効果は大人に比べて早くあらわれると思います。
天津中医薬大学付属病院に訪れる患者さんたちや付添の家族の人たちはとても明るかったです。
それは麻痺の症状が鍼治療によって徐々に回復し、将来の希望を持てるようになっているからだと思います。
2014年
2月
07日
金
トリガーポイント鍼灸の研修
2月9日は大阪にトリガーポイント鍼灸の研修に行ってきます。大阪にはトリガーポイント鍼灸の第一人者の先生がいらっしゃいます。その先生に指導していただいたおかげで、腰痛や坐骨神経痛の鍼灸治療が得意分野になりました。大阪に通ってもうすぐ4年になります。月日が経つのははやいですね。
トリガーポイント鍼灸を教えてくださる黒岩教授はとても明るくて親切な先生です。生徒さん達にもすごく人気があるようでトリガーポイント鍼灸セミナーには多くの受講者たちがいらっしゃいました。2人ペアになってお互いにトリガーポイントの触察方法や実際に針を打つ研修を受けました。
黒岩先生はトリガーポイントを探すときに、私の手に先生の手を添えて「ここだ、ここだ、ここがトリガーポイントなんだ。ここに針を打てば坐骨神経痛は良くなるんだよ」と明るい声で指導してくださいました。
先生のおかげで坐骨神経痛や膝の痛み腰痛や肩の痛み首の痛みの鍼灸治療が本当に得意になり、先生には心から感謝しています。
大阪で身に付けたトリガーポイントの技術と知識は仙台で痛みに悩むお客様のお役に立っています。
坐骨神経痛の症状がひどく、3ヶ月前から仕事ができなくなり休職していらっしゃる方が来院されました。他の治療院で鍼灸治療を何度も受けたにもかかわらず症状が改善しないので当治療院に来院されたとの事です。
トリガーポイント鍼灸で治療を行ったところ、その客様は数回の治療で痛みが改善し、仕事に復帰することができました。今も定期的にお客様は鍼灸治療に通われて、身体のメンテナンスをしながら元気に働いていらっしゃいます。ほんとにトリガーポイント鍼灸を学んで良かったと思います。
日本にトリガーポイント鍼灸の治療方法が普及すれば、多くの痛みで悩む方々が痛みから解放されると私は信じていますトリガーポイント鍼灸のセミナーでは、解剖学を学ぶことが人様を治療するのにとても重要だと実感しました。
長く鍼灸治療に携わっていると痛みの治療は東洋医学の経絡やツボだけではなかなか治しきれない部分がある事をことを実感するようになります。これからも東洋医学の勉強だけではなく解剖学の勉強もにも力を入れていきたいと思います。
私の私見としまして鍼灸は解剖学をベースとしたトリガーポイント鍼灸のような形で発展していくと確信しています。
2014年
2月
13日
木
アトピー性皮膚炎と鍼灸
鍼灸は意外にもアトピー性皮膚炎に有効です。
アトピーを患っている人は皮膚の症状だけではなく自律神経が乱れたときに現れる症状を抱えています。たとえば動悸やめまい、便秘や下痢、不眠やイライラ、生理不順です。
鍼灸で自律神経の乱れを調整していくとアトピーも徐々に改善されてきます。
鍼灸の奥深さを感じます。
仙台 エルはりきゅう治療院より
2014年
2月
14日
金
アトピーと鍼灸 前編
アトピーで長年悩んでいる方はとても多いです。
アトピーで悩む人の多くに便秘や下痢を訴える方が多いです。
東洋医学では肺と大腸は表裏一体であり、皮膚は肺の一部であると考えています。
鍼灸師になりアトピーで悩む方々と接する機会が増えれば増えるほど、この東洋医学の理論を思い浮かべます。大昔の人の洞察力に驚かされます。
仙台 エルはりきゅう治療院より
2014年
2月
15日
土
アトピーと鍼灸 後編
前回、アトピーは大腸と密接な関係があり、アトピー性皮膚炎を患っている人は便秘や下痢の症状を抱えている人が多いと説明しました。
またアトピー性皮膚炎はストレスと密接な関係があります。
仕事が忙しすぎたり、ストレスを抱えるとアトピーが悪化することがあります。
そういう時はストレスを緩和する鍼灸治療を行うことにより、アトピーの症状を緩和することができます。
アトピーの症状はその人の体質によって鍼灸の治療法が違います。
仙台 エルはりきゅう治療院
2014年
3月
07日
金
自律神経失調症と鍼灸
自律神経失調症で悩んでいる方は多いと思います。
じつは私も33歳の時に自律神経失調症になりました。
突然やってくる動悸や不安感、不眠、微熱 頻脈
体のだるさです。そして時間が経つにつれて、身体の抵抗力が落ち、膀胱炎になりやすくなったり、風邪をひきやすくなったりしました。
クリニックで心臓の検査や血液検査を受けましたが、どこも悪くないといわれ、薬を処方されました。
薬を服用して、不安感は改善されたのですが、ほかの症状は一向に良くならないとドクターに相談すると薬を追加されました。すると眠くて体がますますだるくなり、生活するのが困難になりました。
その当時、鍼灸学校に通っていていました。自律神経失調症に鍼灸が効くと東洋医学の雑誌で知り、さっそく鍼灸院で治療をうけました。
気持ちがとても楽になり、リラックスしたのを覚えています。それから、鍼灸を続け、だいぶ時間はかかりましたが私の体は回復しました。
その時、私は鍼灸に助けられたと思いました。
今年54歳ですが、30代の時より元気で働いています。
2016年
1月
08日
金
過敏性腸症候群は病院で検査しても炎症や潰瘍が見つからないのに便秘や下痢を繰り返したり腹痛腹部のはりなどが現れる症状です。
腹痛や腹のはり、便秘や下痢などの症状には鍼灸がとても有効です
腹部の症状を改善するつぼは足にあります。
胃の働きを高める足三里や冷えを改善する三陰交、腹痛に効果的な梁丘などがあります。
梁丘は腹痛や腹のはりにとても有効なつぼです。膝の二寸上にあります。
腹痛や腹のはり、便秘や下痢などの症状には鍼灸がとても有効です
腹部の症状を改善するつぼは足にあります。
胃の働きを高める足三里や冷えを改善する三陰交、腹痛に効果的な梁丘などがあります。
梁丘は腹痛や腹のはりにとても有効なつぼです。膝の二寸上にあります。
2020年
12月
28日
月
麻痺の鍼灸治療
脳梗塞について
脳梗塞は動脈硬化などにより血流が悪くなり、血管が詰まってしまい、脳の神経細胞が壊死してしまう病気です。脳梗塞に罹患すると片側の足や腕がしびれたり、動かしにくくなったりしまします。さらにる足の筋肉が硬くなり歩行しにくくなったりします。腕の筋肉が硬くなると、肘の屈曲や上腕の挙上、手指を動かしづらいなどの症状が現れます。リハビリで無理に腕や足を動かそうとすると、痛みを感じる場合もあります。
症状によっては、顔面神経麻痺になり、口を動かしにくくなったり、ほおのこわばりを感じる方もいらっしゃいます。さらに舌のこわばりにより、言葉の発音が明瞭ではなくなったり、食べ物や水を飲み込む事が難しくなる嚥下困難が起こる場合があります。
鍼灸はなぜ脳梗塞による麻痺に有効なのでしょうか?
脳梗塞に罹患すると、手や足の筋肉が硬くなります。このような症状は拘縮性麻痺と呼ばれています。鍼灸は筋肉を柔らかくする作用があります。筋肉が緩む事により肩や肘、膝関節の可動域が広がるり、リハビリもしやすくなります。そして歩行しやすくなったり、上腕の可動域が広がり手指も動かしやすくなるので、物を握り易くなります。
筋肉が弛緩している麻痺を弛緩性麻痺と呼ばれておりますが、その場合は鍼灸の効果が低くなります。
鍼灸が何故麻痺に有効かというもう一つの理由は、天柱や風池などの首の後ろに鍼を打つ事により、脳内の血液循環を改善し、回復を助ける作用があるからだと思います。最近のイギリスでの研究によれば、鍼灸治療を行った後、脳内の血流が改善されたという結果が報告されています。
何故当治療院の院長は脳梗塞後期症による麻痺の鍼灸治療を学びに中国に留学したのか?
脳梗塞後遺症による麻痺の鍼灸治療のノウハウを日本で学ぶ事が出来ないので、当治療院の院長は中国天津中医薬大学の附属病院鍼灸科にて麻痺の鍼灸治療の研修を580時間受けました。その病院では、 脳卒中後遺症で悩む患者様が毎日多数来院されておりました。患者様は鍼灸治療を受けるたびに麻痺の症状が改善されているので、皆さん明るい表情をされていました。中国で学んだ麻痺の鍼灸治療の他にトリガーポイントや奇経治療も学び、新たな麻痺の鍼灸治療を確立する事が出来るようになりました。
脳梗塞後遺症の鍼灸治療について
下肢の鍼灸治療について
下肢の麻痺を治療する重要なポイントは中臀筋や小臀筋のトリガーポイントです。脳梗塞にに罹患された方の多くはこの筋肉が硬くなっている場合が多くこれらのポイントに鍼を打つ事により、歩行がスムーズになる方が多いです。次に前脛骨筋や三陰交の刺鍼により足関節の動きがスムーズになります。足関節の内反は三陰交や復溜の刺鍼により改善される場合が多いです。さらに膝周りの筋肉が拘縮している場合は、膝の屈曲伸展が困難になります。足三里や陽陵泉、陵丘 曲泉などのツボに刺鍼することにより、膝関節の屈曲と伸展をスムーズにし、歩行しやすくなります。
上肢の鍼灸治療について
上腕の麻痺を改善する為に、重要な鍼灸のポイントは刺下筋や深指屈筋、円回内筋、上腕二頭筋などのトリガーポイントです。このポイントに刺鍼することにより上腕の可動域を広げ、手指の動きをスムーズにします。
鍼灸のツボは外関や手三里、手五里、肩ぐう等に刺鍼します。
脳梗塞後遺症による身体のしびれの治療について
脳梗塞後遺症により身体のしびれに悩んでる方も多いようです。こういった症状が出ている時に、マッサージや鍼灸治療によりしびれが悪化する場合があるので、鍼灸治療は慎重に進めなければいけません。
私の経験ではしびれはMP絆を使った奇経治療が最も有効であると思っております。
頬の痺れや下腿前面のしびれは陽明脈
則腹部や下肢側面のしびれは帯脈
背中や下腿後面のしびれは陽きょう脈
などが有効です。
小脳の梗塞によるめまいや眼振の鍼灸治療について
目の症状には天柱や風池が有効ですが、MP絆を使った奇経治療が劇的な効果的な場合もあります。陽きょう脈や陰きょう脈などが眼振に効果的です。めまいは帯脈か厥陰脈が効果を発揮する場合があります。
言語障害の鍼灸治療について
今までの治療経験では脳梗塞後遺症の症状で鍼灸が最も効果を発揮するのは言語障害だと思います。舌の麻痺による構音障害でろれつがまわりにくく、発音が明瞭でない場合には、あごの下にある廉泉や傍廉泉に刺鍼すると、舌を動かしやすくなり、発音が明瞭になります。もちろん言語障害を改善する為に天柱や風地も重要なツボです。
嚥下困難(水分や食べ物を飲み込みにくい)
廉泉や内大迎が極めて有効です。このツボは脳梗塞後遺症による嚥下困難だけではなく、パーキンソン病による嚥下困難にも有効です。
小脳の梗塞後遺症の鍼灸治療による症例
女性 40代
小脳の梗塞により左半身の麻痺とめまいによる歩行困難が発症しました。左半身の麻痺は病院での治療とリハビリにより改善しましたが、めまいの症状は改善せず、日常生活を送る事も困難でした。立っていても回転性のめまいがし、車に乗るとめまいはひどくなります。
真っ直ぐに歩こうとしても、右側に傾いて歩いてしまい歩行も困難です。
鍼灸治療は経絡治療や中国頭皮鍼を試みましたが症状が改善しない為、眼振を改善するために、MP絆による奇経治療を試みました。陰きょう脈を試みましたが無効でしたので、陽きょう脈で、MP絆を15分貼った後眼振は改善されました。しかしながら、めまいの症状や歩行時に右に傾いて歩いてしまうという症状は改善されなかったので、帯脈や陽維脈等を試みましたが無効でした。腹診より厥陰脈にMP絆を貼り15分後めまいが改善されたとの事で、自宅でもMP絆を貼ってもらったところ、めまいは改善されて車の運転が出来るようになり、一人で病院に行ったり買い物をする事ができるようになりました。
脳梗塞による言語障害の鍼灸治療の症例
女性 70代
○16日前に友人宅で会話をしている際に、左足と左手の脱力感を感じ歩行が困難になりました。しばらくして、これらの症状は改善されたのですが言語の発音が明瞭ではなく、すぐに病院に入院し16 日間治療を受けてました。しかし症状に変化が無かった為、鍼灸治療を3回行なったところ、発音は明瞭になり会話はスムーズになりました。鍼灸治療で使用したツボは廉泉と傍廉泉 天柱 風池です。廉泉や傍廉泉に刺鍼することにより、舌の動きをスムーズにします。なお廉泉は嚥下困難にも極めて有効です。
2021年
1月
08日
金
トリガーポイント鍼灸が有効な5つの症状
トリガーポイント鍼灸が有効な5つの症状
○ 坐骨神経痛
○ 膝痛
○ 五十肩
○ 腰痛
○ 手指の痛み 痺れ
トリガーポイント鍼灸による坐骨神経痛の治療方法
坐骨神経痛に必要なトリガーポイントは小臀筋と中臀筋そして梨状筋です。小臀筋にトリガーポイントが形成されると太ももや下腿の外則部に放散痛が生じます。小臀筋のトリガーポイントを触察により探しだし鍼灸治療を行い、5分から10分すると、太ももや下腿の筋肉の硬結が柔らかくなります。
筋肉が緩むと痛みは徐々に改善されていきます。この事を考えると、やはりトリガーポイントは存在すると私は確信します。
梨状筋のトリガーポイントも坐骨神経痛を引き起こします。梨状筋にトリガーポイントが形成されると、椅子に座った時臀部に痛みが生じたり、太ももの後ろ側に痛みが放散します。梨状筋の下を坐骨神経が走行しており、梨状筋のトリガーポイントが形成され坐骨神経が圧迫されると坐骨神経痛を引き起こす事が推測されます。梨状筋のトリガーポイントに鍼灸治療する事により、坐骨神経痛が高い確率で改善されます。
膝痛のトリガーポイント鍼灸治療
変形性膝関節症と病院で診断され痛み止めや湿布を
貼ったり、ヒアルロン酸の注射を受けたが、痛みが改善されないと、来院されるお客様がいらっしゃいます膝の前面が痛む場合には、膝の上部にある大腿四頭筋の硬結が広範囲に存在します。その中から触察によりトリガーポイントを探し出し刺鍼すると膝痛が改善される場合が多いです。
五十肩のトリガーポイント鍼灸治療
五十肩の治療に必要なトリガーポイントは、棘下筋と棘上筋、菱形筋 広背筋 大胸筋 肩甲下筋 大円筋 小円筋などのトリガーポイントです。五十肩を訴えて来院されるお客様のほとんどが、これらの筋肉に広範囲な硬結があり多くのトリガーポイントを形成し、肩関節の動きを制限しています。
上記の筋肉のトリガーポイントを探し出し、鍼灸治療をする事により、上腕を上げやすいくなり、肩の痛みも徐々に軽減していきます。五十肩の治療では首の鍼灸治療も重要です。
腰痛のトリガーポイント鍼灸
腰痛を治療する場合、重要なのが、中臀筋のトリガーポイントです。腰痛を訴えて来院されるお客様のほとんどは、中臀筋にトリガーポイントを形成されています。
手指の痛みやしびれのトリガーポイント鍼灸治療
前腕内側にある円回内筋のトリガーポイントが手指の痛みやしびれを誘発する場合があります。その場合は掌側(手のひらの部位)に痛みやしびれが現れます円回内筋の下を正中神経が走行しております。正中神経は手のひらや親指からの薬指までの感覚を支配下する神経ですので円回内筋が硬くなりトリガーポイントが形成されると正中神経を圧迫し、手指の痛みやしびれを感じる事が推測さるます。
棘下筋のトリガーポイントも手指の痛みやしびれを治療する重要なポイントです。手根管症候群と診断され、手術を受けたが指の痺れや痛みに変化がない場合は円回内筋にトリガーポイントが形成されている可能性があります。
2022年
1月
04日
火
料金改定のお知らせ。
いつも当治療院をご利用頂き誠にありがとうございます。
今まで仙台駅周辺の鍼灸治療院に比べ治療費の価格を抑えて営業して参りましたが、体力的に多くのお客様を治療することが難しくなり、これから営業を続けていくいく上で治療費の改定が必要になりました。
誠に心苦しい限りですが、2022年1月より治療費を以下の通りに改定させていただきたいと思っています。
鍼灸治療(基本料金)
8800円(税込)
初回限定割引や料金の詳細はこちらになります。
2022年
4月
06日
水
コロナワクチン接種後遺症と鍼灸治療
コロナワクチン後遺症
コロナワクチンの主な後遺症とは?
新型コロナワクチンの接種後に発現する可能性のある重篤な副反応としては、心筋炎と心膜炎が代表的ですが、その他に
強い倦怠感
慢性化した咳
味覚や嗅覚の異常
呼吸困難
抜け毛などの症状が挙げられます。
またコロナワクチン後遺症の疑いがあると考えられている症状は以下の症状です。
足腰に力が入りづらく歩きにくい
頭がボーっとする
記憶力の低下
思考力の低下
胸の痛み
めまい
微熱が続く
このように、新型コロナワクチンの後遺症として疑いのある症状は多く存在します。
症状が重く、休職や休学する人も多くいて、生活に支障をきたしていると聞きます。
そしてコロナワクチン接種後の症状に悩む方々は適切な治療を受けられていない場合が多いようです。
病院で、様々な治療を受けたにもかかわらず、症状があまり改善しないとお悩みの方も多数いらっしゃると思います。
特にコロナワクチン後遺症による代表的な症状として取り上げられているのはブレインフォグです。
ブレインフォグとは?
ブレインフォグとは、霧がかかったように、頭がボーっとする状態になり、思考力や記憶力が低下することです。
さらに集中力が落ち仕事に集中できなかったり、ミスをするなど仕事に悪影響がある場合もあります。学生ですと、勉強に集中できないために学力の低下をきたしてしまうといったお悩みの方もたくさんいらっしゃるようです。
日常生活では、人の話を集中して聞くことができなくなったり、言葉を忘れてしまい、なかなか言葉が出てこないなどの症状が挙げられます。
当治療院では、コロナワクチン後遺症の鍼灸治療やコロナ後遺症の治療を行っておりますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。
当治療院の鍼灸治療は非常に細い鍼を使用し、浅く刺鍼して治療しますので、ほとんど痛みを感じません。多くのお客様が思ったより鍼灸は痛くないとおっしゃってくださいますので、鍼がはじめての方でも安心して治療を受ける事ができます。
また全て使い捨ての鍼を使っておりますので、衛生面においても安心して治療を受ける事ができます。
鍼灸でブレインフォグの症状をどの様にに治療するか?
東洋医学では、脳の血流が滞っているために、思考力や集中力の低下が発現していると考えます。そういった場合は、首の後ろにある、天柱や風池に鍼を打つことによって、脳の血流を改善し、ブレインフォグの症状を改善する可能性が高いのです。
また百会や人中のツボに鍼を打つことによって意識がはっきりします。
ブレインフォグが鍼灸で改善し、快適な生活が送れるようになるといいですね。
足腰に力が入らない症状をどのように鍼灸で改善したらいいのか?
東洋医学では、腎の機能が衰えると足腰に力が入りにくくなると考えていますので、腎を補うことが非常に重要です。鍼灸治療では、腎を補うツボに鍼を打つことによって、足腰の力が入らないと言う症状を改善することができます。
また腎陽虚と言って足腰が冷えているために足に力が入りにくく、浮腫みやすくなるタイプの人もいらっしゃいます。その場合は、お腹や腰のツボに暖かいホットストーンを置いて冷えを改善する事が重要です。冷えが改善すると、体全体の血流が良くなって、体のだるさも改善し、元気に日常生活を送ることができるようになります。
足腰に力が入らないといった症状を改善するには、腎を補う事がとても大切です。
さらに、息苦しさや、胸の痛み、咳が止まらない。頭痛、めまいなどの症状は鍼灸治療とともに奇経治療を行うと即効性があり、治療効果を高めることが可能になります。
当院で行なっている奇経治療とは手足のツボに金属を貼り経絡の滞りを改善する治療方法です。
肺の経絡が滞ると息苦しさや咳が止まらないなどの症状があらわれます。その場合、肺の経絡の流れを良くするような奇経治療を行うと、せきや息苦しさが改善する可能性が高くなります。それから、胸が重苦しい場合は、心包経のツボを使った奇経治療を行うことによって、胸の重苦しさや動悸を改善することが可能になります。
実際にコロナワクチン後遺症でお悩みのお客様が当治療院の鍼灸治療で症状が改善した症例とお客様の声を以下に掲載したいと思います。

2022年
4月
20日
水
動悸を鍼灸でどの様に改善するのか?
動悸は普段は意識しない心臓の拍動が感じられる状態をいいます。心臓の拍動が強く感じられ、脈が乱れてしまう時も動悸を感じる場合があります。
動悸には重大な病気が隠されている事がありますので、まず最初に循環器の医師に相談することをお勧めします。もし検査をしても特に心臓に異常が見られない場合は鍼灸治療をお勧めいたします。鍼灸治療は動悸の改善に効果が期待できるからです。
動悸は心臓に問題がなかった場合、疲れやストレスなどが原因で引き起こされる場合があります。また季節の変わり目に自律神経のバランスが崩れた時に起こる事もあります。
鍼灸治療で動悸を治療する効果的な方法とは?
2022年
7月
14日
木
パニック障害と鍼灸治療
パニック障害とは?
パニック障害になると、突然動悸がしたり息苦しくなったり、めまいを感じたりします。そして恐怖感や強い不安に襲われる事もあります。
病院で検査してもどこにも体の異常がないと言われたにもかかわらず、発作が何度も起きる症状がパニック障害です。
このような症状が長引くと、仕事や学校に行けなくなる人もいます。そして、また発作がおこるのではないかと不安になり街に外出する事にも恐怖を感じ、外出できなくなる場合があります。
パニック障害は20代から30代の若い人に起こりやすいと言われています。パニック障害の原因はまだ解明されていないようですが、精神的な疲労が蓄積され自律神経のバランスが崩れて発症することが考えられます。
2022年
7月
21日
木
股関節痛と鍼灸治療
股関節の痛みはどうしておこるのか?
股関節の痛みで一番多いのは変形性股関節症と言われています。加齢などにより股関節を構成している軟骨が炎症を起こしたり、骨の変形などが原因と考えられています。それから骨股関節の骨と骨の間のクッションの役目をする軟骨がすり減ってしまっていることも変形性股関節症の原因の1つと考えられています。男性よりも女性の方が変形性膝関節症で悩んでいます。
症状が進行すると歩行困難や階段の上り下りが非常に困難になってきてくる病気で、股関節の動きが悪くなるために転倒しやすくなったりする危険があるので、重症になると人工関節を入れる手術が必要になる人もいるようです
2022年
8月
04日
木
うつの鍼灸治療
うつとはどの様な症状か?
気分が落ち込みやすくて何もする気がしない。
食欲がなくて疲れやすい。体がだるい。
夜眠れない。
めまい動悸がする
息苦しい
うつの症状は上記の様な症状が現れます。
うつの症状の発症原因はよくわかっていないようですが、ストレスや環境の変化などが考えられます。それからホルモンの急激な変化により、自律神経のバランスを崩してしまったり、脳の血流の低下などの問題も考えられると思います。
もしこのような症状が現れたらドクターに相談するのがとても大切だと思います
私の長年の鍼灸治療の経験から申し上げますと、早期に鍼灸を開始すると症状の回復を早めることができます。当然お薬の服用も少量で済むことになります。
うつの症状を長引かせないためにも、早めに鍼灸治療を開始することをお勧めします。
2022年
8月
14日
日
アトピー性皮膚炎で悩んでいる人が最も注意すべき事3選
アトピー性皮膚炎で悩んでいる方は舌が赤くなっている場合が多いです。この場合中国医学では、体の中に過剰な熱がこもっていることを意味します。過剰な熱は体に炎症を起こしやすくしてしまいます。アトピー性皮膚炎でお悩みの方の体質はこのような状況になっている方が多いです。ですから日頃飲食するものやサプリメントや漢方薬は、体を温めるものは控えるようにしたほうが良いと思います。
① 飲酒を控える
2022年
8月
15日
月
ニキビと鍼灸治療
あなたは次のような事で悩んでいませんか?
○ 長年くり返すニキビで悩んでいる。
○ 皮膚科に通っているが、ニキビがなか なか改善しない。
○ ニキビが気になり外出するのがおっくうになっている
○ 洗顔もして、市販の薬を付けているが 一向によくならない
鍼灸はニキビにとても効果があります。ニキビでお悩みの方は是非鍼灸治療をお試しください。
ニキビとは?
2022年
8月
16日
火
アトピーの人が漢方を服用する時に注意をしなければいけない事
前述したようにアトピー体質の方は体に余分な熱がこもっている場合が多いですから、アトピーを治療する漢方は熱を抑えてくれる漢方が必要です。例えば消風散や黄連解毒湯などが代表的な漢方です
逆に体を温める作用が強い漢方薬を服用すると熱が助長され皮膚の炎症がひどくなります。漢方薬は体質が合えば様々な症状を改善してくれる素晴らしい薬ですしかし使い方を間違えると症状を悪化させる場合があります。
特に注意が必要なのは体が冷えている人が体を温める作用のある漢方を服用すれば問題ないのですが、体に過剰な熱があるにもかかわらず体を温める漢方薬を服用した場合はアトピー性皮膚炎が悪化する可能性がありますですから、アトピー性皮膚炎でお悩みの方は今飲んでいる漢方薬が自分の体質に合っているかどうか薬剤師さんに相談することが大切だと思います。
一般的な風邪薬として使われている葛根湯は体を温め風邪を早く改善するとても素晴らしい漢方薬です。近年では肩こりに効果があると言うことで、漫然と葛根湯を服用している方がいらっしゃいます。ただ葛根湯の中に含まれる麻黄は体を温める作用がありますのでアトピー性皮膚炎のような炎症を体に起こしやすい人には副作用が現れてしまいますので注意しましょう。
アレルギー性鼻炎などにとても効果がある小青竜湯にも麻黄が入っています。ですから服用に際しては細心の注意を払う必要があります。
それから附子も体を温める作用がありますので附子が入った漢方薬、例えば麻黄附子細辛湯や牛車腎気丸、八味地黄丸などを服用する際には、薬剤師に相談すると良いでしょう。
せっかく鍼灸治療を受けても食べ物や飲み物、サプリメントや漢方薬が体質に合わないものを摂取していると、なかなか鍼灸の治療効果を上げることができませんので体質に合ったものを選ぶ事はとても重要な事だと思います。
鍼灸師も漢方薬を勉強することにより、お客様が今服用している漢方薬が、お客様の体質に合っているかどうかを確認できるような知識があれば、漢方の副作用を未然にチェックできますし、鍼灸治療をスムーズに効果的に行うことができると思います。
2022年
9月
17日
土
パーキンソン病をどの様に鍼灸で治療するのか?
あなたは次の症状で悩んでいませんか?
① 手が震える
② 筋肉がこわばり動きが緩慢になる。
③ 体をうまくコントロールできない
④ 歩行しにくい
⑤ 食べ物や水を飲み込むのに時間がかかる
⑥ 言語障害(発音がはっきりできない)
上記の症状はパーキンソン病で現れやすい症状です。
2022年
9月
25日
日
帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛をどの様に鍼灸で治療するのか?
帯状疱疹とは?
帯状疱疹とは、水ぼうそうと同じウィルスで水痘、帯状疱疹ウィルスによって引き起こされます。子供のころ水ぼうそうとして発症し一旦症状はおさまりますが、ウィルスは体の中に残り続け、大人になって、非常に疲れた時や免疫力が低下したときに帯状疱疹となって肌に発赤や水疱ができる皮膚病です。
帯状疱疹の発症する年代としては、50歳以上が多いと言われています。発症部位は胸部や背部が一番発症しやすい部位ですが、顔や手足に発症する場合もあります。発症の初期としてはチクチクするような痛みを伴い発赤と水疱が現れます。
帯状疱疹にかかったらいち早く医師の治療を受けることをお勧めします。治療が遅れてしまうとウィルスが増殖し角膜炎などの炎症を引き起こし、目の神経を傷つけ視力の低下を引き起こす場合があります。また顔面神経麻痺やラムゼイ・ハント症候群により聴力の低下などが現れる場合がありますので、できるだけ早めに治療を受けるようにしましょう。
2022年
10月
07日
金
鍼灸で自律神経失調症の息苦しさを整える5つの方法

息苦しさの症状が出て病院に行き、様々な検査をしても、内科的に異常がないと言われたにもかかわらず、息苦しさの症状が改善されない場合は、鍼灸治療が非常に効果的です。このページでは、どのようにして鍼灸治療で息苦しさを改善するかについて説明したいと思います。
2022年
10月
21日
金
自律神経失調症を放置するとどうなる?

うつ病やパニック障害
自律神経失調症を放置すると、症状がだんだん悪化して、うつ病やパニック障害などを引き起こすと言われています。
2022年
11月
16日
水
自律神経失調症を鍼灸でどう治療するのか?

女性の方に多い自律神経失調症ですが、改善の鍵は正しい診断であります。まずは何が原因で自律神経失調症になっているかを確認し、症状に合った鍼灸治療を行います。
この記事では、当鍼灸院で行っている自律神経失調症の鍼灸治療をご紹介します。
2022年
12月
22日
木
自律神経失調症を早期改善!自律神経が乱れる食材とは?

自律神経失調症で長い間悩んでいると、何を食べたら良いか、何を食べない方が良いか知りたくなりますね。また、自分に合わない食事をとっていれば、治療を受けていても症状が改善されない、治療効果が現れない場合がございます。今回は自律神経失調症の方が食べない方がよい食材について、タイプ別にご紹介します。