顔面神経麻痺の初期症状|早期発見のために知っておくこと
末梢性顔面神経麻痺はラムゼイハント症候群とベル麻痺に分類されます。これらの2つの顔面神経麻痺は初期症状において違いがあります。ベル麻痺の場合、突然顔面神経麻痺が発症してしまいます。しかし、ラムゼイハント症候群の初期症状は、まず顔面神経麻痺が発症する前に、耳の周りや外耳道に水疱ができ、ピリピリ痛んだりします。その後何日か経過してから、顔面神経麻痺になってしまう場合があります。顔面神経麻痺は罹患後2日から3日の間に症状が悪化し、10日から14日目ごろに症状は固定すると言われています。その後は順調に回復する人もいれば、重い症状が残る人まで個人差があるようです。ですから耳の周りに水疱ができたときに、いち早く耳鼻科の診断を受けることが、早期発見と早期治療に結びつきます。
しかし、数年前に当治療院に来院された患者様は、当初耳の奥が痛かったそうです。耳鼻科に行ったところ、中耳炎と診断を受け、薬を服用していましたが、数日後に顔面神経麻痺が発症したとのことです。このように、顔面神経麻痺の発症当初、耳鼻科の専門医でも、中耳炎とラムゼイハント症候群の見分けがつかない場合があるようです。
顔がゆがむ・目が閉じない顔面神経麻痺のサインとは?
顔面神経麻痺の初期症状で、目を閉じにくいなどの症状が出ますが、時間の経過とともに顔面神経麻痺の症状が口や頰に広がる場合があります。ですから、できるだけ早期に医師の診断を受け、薬を服用し、顔面神経麻痺の広がりを防止することが重要です。しかし、顔面神経麻痺発症初期に病院に入院し、抗ウィルス薬やステロイド薬を点滴しても、全く症状が変わらなかったり、悪化する人もいます。西洋医学では治療の限界があるのかもしれません。そのような場合でも、当院の鍼灸治療で症状が改善される方もいらっしゃいます。なかなか顔面神経麻痺の症状が改善しなかったり、病院に入院しても悪化するような人は当院にご相談ください。
顔面神経麻痺の主な初期症状
⚫︎口角が下がる・笑顔が作れない
⚫︎目が閉じにくい・まばたきができない
⚫︎味覚障害や涙の異常
初期症状が出たときの注意点
- 休養が大事
- 顔面神経麻痺になった時、休養が重要です。顔面神経麻痺の発症理由としては、疲れが大きな原因ですので、休養する事が重要です。また睡眠時間を充分取ることも必要です。睡眠不足は自律神経のバランスを崩し免疫を低下させることがありますので、睡眠は十分に取りましょう。さらに食事をおろそかにすると、免疫力が低下し、顔面神経麻痺の症状が回復しにくくなります。ですから顔面神経麻痺を早期に回復する上で、十分なビタミンやタンパク質を摂取することが重要です。しっかりと食事をとりましょう。顔面神経麻痺になり、なかなか食事を取ることが難しい場合があります。胃腸機能を高めるツボに鍼を打つことにより「食欲が増進し、食べられる量が増えた」とおっしゃるお客様もいらっしゃいます。もし食欲低下の症状がある場合には当治療院にご相談ください。顔面神経麻痺の治療とともに胃腸を整える鍼治療も行います。
早期に鍼灸治療治療を始めるメリット
症状が重くても、退院した次の日から当院で毎日治療を受けた患者様は、早い段階で症状が改善する方がいらっしゃいます。しかし発症から4ヶ月以上経った患者様は、早期に鍼治療を行った人に比べて、症状の改善スピードは遅いように思います。ですから早期の鍼灸治療のメリットは症状の改善が早い事です。