当治療院は予約制です。事前にご予約の上、ご来院ください。

眼瞼の痙攣とは?

まぶたがピクピクする原因と鍼灸治療の効果|

池袋エル鍼灸治療院


まぶたがピクピクする…それ、眼瞼けいれんかもしれません

「最近まぶたがピクピクする…」「目の周りが勝手に動くような感じがして気持ち悪い」「目が疲れて、まぶたが痙攣する」

そんな症状に悩んでいませんか?

まぶたの痙攣は一時的なものと思われがちですが、繰り返し起こる、長期間続く、生活に支障が出るようなケースでは、眼瞼けいれん(がんけんけいれん)」と呼ばれる神経性の疾患である可能性があります。

この記事では、眼瞼けいれんの原因・症状・病院での治療法、そして東洋医学の観点からの鍼灸治療による改善法までを詳しくご紹介します。


眼瞼けいれんとは何か?

眼瞼けいれんとは、自分の意思とは無関係にまぶたが勝手に動いたり閉じたりする症状を指します。多くの場合、目の周囲の筋肉が異常に興奮していることが原因です。

軽度のけいれんでは「まぶたがピクピクする」「まぶたが重い」と感じる程度ですが、重度になるとまぶたが完全に閉じてしまい、視界を失ってしまうこともあります。


よくある症状

  • まぶたがピクピクと勝手に動く
  • まぶたが重い、目を開けていられない
  • まぶたが閉じっぱなしになって視界が遮られる
  • 光に敏感になる(羞明)
  • ドライアイ、目の異物感
  • 顔の片側だけがけいれんする(片側顔面けいれんと関連)

眼瞼けいれんの原因は?

眼瞼けいれんの原因は完全には解明されていませんが、以下のような要因が考えられています。

  • ストレス・過労
  • 長時間のパソコンやスマホの使用による眼精疲労
  • 自律神経の乱れ
  • 脳の基底核の異常(脳の運動制御を担う部位)
  • 薬の副作用(抗うつ薬・抗精神病薬など)

また、40〜60代以降の女性に多く見られる傾向があります。


西洋医学における治療法

病院での主な治療法は以下の通りです。

■ ボツリヌス注射(ボトックス)

筋肉の動きを一時的に止めることで、けいれんを抑える治療です。即効性はありますが、効果は数ヶ月で切れてしまい、定期的な注射が必要です。

■ 内服薬

抗てんかん薬、抗不安薬、筋弛緩薬などが処方されますが、副作用や眠気などのリスクも伴います。

■ 外科的手術

重度の場合には、けいれんの原因となる神経や筋肉に対する手術も行われることがあります。


鍼灸による「眼瞼けいれん」へのアプローチ

東洋医学では、眼瞼けいれんを「気血の滞り」「肝風内動(かんぷうないどう)」による症状と考えます。

長期的なストレスや睡眠不足により、体のバランスが崩れ、自律神経や筋肉の制御が乱れることが原因とされます。

また季節の変わり目、特に春先に眼瞼の痙攣を訴える人が多いように思われます。筆者自身、春になると片方の眼瞼が痙攣し、なかなか止まりにくかった経験があります。


エル鍼灸治療院の施術方針

池袋のエル鍼灸治療院では、眼瞼けいれんに対して以下のような治療を行っています。

✅ 奇経治療による自律神経の調整

当治療院では眼瞼の痙攣の改善効果を高めるために、奇経治療を行っています。奇経治療は目と離れた手足のツボを刺激して眼瞼の痙攣を和らげる治療方法です。足には目とつながっているツボが存在します。そのツボを刺激することによって、目の周りの血流を改善し、眼瞼の痙攣をやわらげるのです。

眼瞼が痙攣するからといって、眼瞼に直接針を打った場合、眼瞼の痙攣が悪化する場合があります。ですから眼瞼に針を打つ事は避けたほうがよいと思います。その代わり、手や足などの遠隔部位から刺激することによって、眼瞼の血流を改善する施術方法を行います。

筆者は春になり、眼瞼が痙攣すると、まず首に針を打ってもらいます。その後、奇経治療を行います。すると不思議なことに眼瞼の痙攣が緩和するのです。(個人差はあります)

✅ 首肩のコリを鍼灸で改善

首や背中が凝ると顔面の血流が滞ってしまい、目の疲れや眼瞼の痙攣が起こりやすくなります。ですから、まず最初に首や背中、肩の凝りを鍼灸治療で和らげて、顔面の血流を良くすることが重要です。鍼灸治療30年の経験から言える事は、眼瞼の痙攣を訴えて来院される方の多くは、首が非常に凝っている方が多いと思います。

✅ 症状と体質に応じたオーダーメイド施術

問診・脈診・舌診・腹診を通じて、体質に合わせて、お一人お一人に合った治療プランを組み立てます。ストレスにより眼瞼が痙攣する場合は、ストレスを緩和するツボに鍼を打ちます。むくみが原因で顔の血流が悪くなり、眼瞼が痙攣する場合は、むくみを改善するツボに針を打ち、体質を改善することが大切です。冷えを訴えている人には冷えを改善する施術を行います。


鍼灸による改善例

当院にはこれまで多くの「眼瞼けいれん」の患者様が来院されています。以下はその一例です。

【40代女性】会社員/ストレスと眼瞼痙攣が発症

春先にかけて眼瞼の痙攣が止まらなくなったとのことです。3週間ほど経っているが改善は見られないとのことで、当治療院に来院されました。お客様は首と背中の凝りが顕著でした。首や肩、背中の凝りを鍼灸で柔らげてから、奇経治療の陽きょう脈で治療しました。しかし改善が見られなかったため、2回目は陰きょう脈で治療したしました。その後、お客様は2回目の治療以降眼瞼の痙攣が緩和したとのことで喜んでくださいました。(個人差はあります)

Error:

眼瞼けいれんのセルフケア・予防法

鍼灸と併用して、以下のセルフケアもおすすめです。

  • 目を温めてリラックスする(蒸しタオルなど)
  • 1時間に1回は目を休ませる
  • スマホ・パソコンの使用時間を減らす
  • ストレスをため込まない生活
  • 睡眠の質を高める(就寝前のブルーライトを避ける)

当院での初診の流れ

  1. 問診票の記入
  2. 丁寧なカウンセリングと体の状態のチェック
  3. 初回の鍼灸治療(約45分)
  4. アフターケアのご説明と次回提案

まとめ|「まぶたのピクピク」は放置せず、早めの治療を

眼瞼けいれんは、放っておくと日常生活に支障が出るほど悪化することもある症状です。

早期に的確な施術を受けることで、症状の進行を防ぎ、改善することが十分可能です。

鍼灸は、薬に頼らず自然な形で自律神経を整えることができる副作用の少ない治療法として、多くの方に選ばれています。

「まぶたがピクピクして気になる…」

「眼科に行っても異常がないと言われた…」

そんな方は、ぜひ一度、池袋のエル鍼灸治療院へご相談ください。


📍池袋駅から徒歩7分

🌿 エル鍼灸治療院|顔面神経麻痺・自律神経・眼瞼けいれん専門

📞 ご予約・お問い合わせは [電話番号] または [予約フォーム] へどうぞ。

関連記事

関連記事が見つかりませんでした。