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顔面神経痛(三叉神経痛)とは?

原因・症状・鍼灸による改善の考え方 東京池袋エル治療院

「頬に電気が走るような痛みがある」「歯や顎が痛いと思っていたら顔面神経痛だった」「冷たい風が当たるだけで激痛が走る」。このような症状でお悩みの方は少なくありません。

顔面神経痛は、日常生活に大きな支障をきたすことがある疾患です。食事や会話、洗顔、歯磨きなど、普段何気なく行っている動作が痛みの引き金になることもあります。

一方で、適切な治療を受けることで症状が軽減する可能性があります。ここでは、顔面神経痛の経過や原因、東洋医学的な考え方、そして鍼灸治療について詳しく解説します。

顔面神経痛はどのような経過をたどるのでしょうか

顔面神経痛は、多くの場合、最初は「たまに頬が痛む」「歯が痛い気がする」といった軽い症状から始まります。

その後、数日から数週間かけて痛みが強くなり、洗顔や歯磨き、食事、会話、ひげ剃り、化粧など、顔にわずかな刺激が加わるだけでも強い痛みが現れることがあります。

痛みは数秒から数十秒程度で治まることもありますが、何度も繰り返し起こるため、患者様にとっては非常につらい症状です。

症状が進行すると、痛みが起こることへの恐怖から食事を控えるようになったり、人と話すことを避けたりして、生活の質(QOL)が低下する場合もあります。

また、首や肩の筋肉が緊張し、さらに顔の筋肉も硬くなることで、痛みが悪循環を起こすことも少なくありません。

そのため、早めに適切な治療を受けることが大切です。

顔面神経痛とは

一般的に顔面神経痛と呼ばれることがありますが、強い顔の痛みの多くは三叉神経痛によるものです。

三叉神経は額・頬・顎の感覚を司る神経で、この神経が何らかの原因で刺激されることで激しい痛みが生じると考えられています。

顔面神経痛の原因

代表的な原因としては、

  • 神経が血管に圧迫される
  • 加齢による変化
  • 炎症
  • ストレス
  • 冷え
  • 筋肉の緊張

などが考えられています。

また、痛みをかばうことで顔の筋肉がさらに硬くなり、痛みが続きやすくなるという悪循環に陥る場合もあります。

主な症状

顔面神経痛では次のような症状がみられます。

  • 電気が走るような鋭い痛み
  • ナイフで刺されたような激痛
  • 頬・顎・口の周囲の痛み
  • 洗顔や歯磨きで痛みが出る
  • 食事や会話で痛みが誘発される
  • 冷たい風で痛みが強くなる
  • 首や肩のこりを伴う
  • 痛みへの恐怖から顔を動かせなくなる

症状には個人差があります。

東洋医学ではどのように考えるのでしょうか

東洋医学では、痛みは単に神経だけの問題ではなく、「気・血」の流れや体質との関係も重視します。

特に顔面神経痛では、

  • 気血の流れが悪くなっている
  • ストレスによって気の巡りが滞っている
  • 熱が体内にこもっている
  • 冷えによって血流が悪くなっている

といった状態が関係していると考えます。

患者様によって原因は異なるため、痛みだけではなく体全体の状態を確認しながら施術を行います。

舌診からわかること

東洋医学では舌の状態も重要な判断材料になります。

顔面神経痛の患者様の中には、舌が赤くなっている方がみられます。

赤い舌は、東洋医学では体内に熱がこもっている状態の一つと考えられます。

そのため、このような場合には、熱を鎮めることを目的として、体質に合わせたツボを選択して施術を行います。

鍼灸はどのような施術を行うのでしょうか

当院では、痛みのある部位だけではなく、なぜ痛みが続いているのかという原因も考えながら施術を行います。

① 硬くなった筋肉への施術

顔面神経痛の患者様のお顔を触診すると、痛みのある部位に硬いしこりのような筋肉の緊張(硬結)がみられることが少なくありません。

この硬結は筋肉の柔軟性を低下させ、痛みを感じやすい状態に関係している可能性があります。

当院では、その硬結を丁寧に触診し、硬くなった部位へ鍼を行います。

筋肉が柔らかくなることで、痛みの緩和が期待できます。

※効果には個人差があります。

② 首や肩の筋肉を緩める

多くの患者様では首や肩の強いこりを伴っています。

首や肩の筋肉が硬くなると、顔周囲の筋肉にも影響を与えやすくなります。

そのため、首や肩の筋肉を緩めることも施術の重要なポイントになります。

③ ストレスへのアプローチ

ストレスを受けると、無意識のうちに顔や首の筋肉は緊張しやすくなります。

その結果、筋肉がさらに硬くなり、痛みが悪化することがあります。

そのため、自律神経のバランスを整えることを目的として、体質に合わせたツボを選択し施術を行います。

④ 熱のバランスを整える

舌が赤く、体内に熱がこもっていると考えられる場合には、熱のバランスを整えることを目的として、外関曲池などのツボを用いることがあります。

東洋医学では、このような施術によって体質改善を目指します。

⑤ 冷えの改善

「寒い日に痛みが強くなる」「冬になると悪化する」という患者様もいらっしゃいます。

東洋医学では、冷えは血流や気血の巡りを妨げる要因の一つと考えられています。

そのため、冷えが強い方には、冷えの改善を目的とした鍼灸治療を行います。

さらに当院では、必要に応じて、お腹や腰をホットストーンで温める施術を組み合わせ、全身を温めながら施術を行う場合があります。

まとめ

顔面神経痛は、強い痛みによって日常生活に大きな影響を与える疾患です。

西洋医学では薬物療法などが行われますが、鍼灸では、顔の筋肉の硬結、首や肩のこり、ストレス、冷え、体質などを総合的に評価し、一人ひとりに合わせた施術を行います。

筋肉の緊張を和らげ、全身のバランスを整えることで、痛みの軽減が期待できる場合が多いです。当院では、長年三叉神経痛でお悩みだった患者様の中に、鍼灸治療後に痛みが大幅に軽減し、日常生活を快適に送れるようになった方もいらっしゃいます。

お顔の痛みでお悩みの方は、ぜひ、エル治療院にご相談ください。痛みから解放され、快適な毎日を送れるよう、当治療院は全力で皆様方をサポートいたします。

(ただし、効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません)

顔の痛みが続く場合や、日常生活に支障をきたしている場合には、まず医療機関で適切な診断を受けたうえで、鍼灸治療を選択肢の一つとして検討されることをおすすめします。